症状

急性鼻炎や急性咽頭炎と同じようにかぜ症候群(多くはウイルス感染が原因)の部分症状として発症することが多く、これらはしばしば合併します。その他、音声の酷使、喫煙、ほこり、刺激性のガスの吸引などでも起こることがあります。声を出す声帯の炎症が強い場合は、声がかすれたり、声がほとんど出せなくなったりします。のどの痛みや違和感、咳を伴うことがあります。

検査

視診
間接喉頭鏡検査:喉頭を確認します。
喉頭内視鏡検査:声が出ない場合、痛みが強い場合は声帯を軟性ファイバーで確認し喉頭の評価を行います。

治療

服薬治療
消炎剤、去痰薬、鎮咳薬を症状に応じて使用します。
ネブライザー治療
ステロイド剤の吸入を行い喉頭の炎症を抑えます。
★声の症状が強い場合、発声禁止として沈黙による安静が重要となります。必要に応じて診断書記載することもあります。