症状

のどの痛みや炎症、発熱、飲み込むときの痛み(嚥下時痛)や不快感、咽頭の腫れをきたします。多くはウイルス感染によるものですが、細菌感染の場合は咽頭に膿が付着することもあります。上咽頭炎の場合、鼻がツンとする、呼吸をすると鼻の奥が痛むことがあります。

検査

視診:口腔咽頭内を観察し咽頭の異常(発赤や腫れ)を確認します。
内視鏡検査:嚥下痛が強い場合や上咽頭の観察を行う場合、内視鏡を用いて炎症の広がりを確認します。
溶連菌検査・アデノウイルス検査:原因として溶連菌やアデノウイルス感染が疑われる場合検査を行います。
★当院でも、溶連菌検査、アデノウイルス検査は実施可能です。

治療

痛みや発熱を軽減するための解熱鎮痛剤、のどのうがいや安静、水分補給が一般的に推奨されます。細菌感染が疑われる場合には、抗生物質の処方が検討されることもあります。