症状

耳の痛みに加えて聴力の低下を起こすこともあります。不潔な耳かき、耳の中を触り傷を作った場合などに細菌が入り炎症を起こし発症します。

検査

視診:外耳道、鼓膜を観察し確認します。
細菌検査:耳だれ(耳漏)がある場合は、細菌検査を行い原因となっている菌の同定と抗生剤の感受性(どの抗生剤が有効か)を確認します。

治療

局所治療:耳の中を消毒し外用剤を塗布します。
内服治療:外耳道の炎症所見によって適切な抗生剤を投与します。
カビの感染の場合(外耳道真菌症)は、局所処置が中心となり頻回の通院が必要となることもあります。
アトピー素因など慢性的な皮膚の掻痒がある場合は注意が必要で最近ではカナル型のイヤホンの長時間装用で起こる場合もあります。